在来工法のメリット、デメリット

在来工法のメリットとは

<メリットのまとめ>

  • 柔軟性があり、将来的なリフォームが簡単にできる
  • 調湿効果など、木の機能を引き出す真壁造りができる
  • ほとんどの工務店・ハウスメーカーが対応しているため、業者選びの選択肢が広がる。
  • ほかの工法に比べてコストが低い。

在来工法(木造軸組工法)は、日本で古くから使われている工法です。大手ハウスメーカーをはじめ、中小工務店でも広く採用されています。

そのメリットは、自由度の高さ。2×4などの構造体を組み合わせていく工法と違い、在来工法は寸法に融通が利きます。そのため、将来的なリフォームも視野にいれた、柔軟な住宅が建てられるわけです。

また、広く普及している家づくりの方法であるため、大抵の業者なら対応してもらうことができます。SE構法のように、取り組むのに特別な資格もいりませんので、費用が抑えられるというのもメリットでしょう。

知っておきたいデメリット

<デメリットのまとめ>

  • 厳密に規格されている工法ではないため、施工業者の技術によって仕上がりに大きな差が出る。
  • 工期が半年前後と長い。
  • 住む分には問題ないが、SE構法と比べると耐震性能が劣る。

幅広い業者が採用している分、依頼する業者によって仕上がりにバラつきが出る、というのが、在来工法の大きなデメリット。最近は、金物なども規格化されているため、業者間の技術の差は小さくなっていますが、それでも大工さんの職人技がいらなくなったわけではありません。選択肢が多いからこそ、しっかり信頼できる業者を選ぶことが大切です。

ほか、耐震性能がほかの構法に比べて低い、というのも、在来工法のデメリットと言えます。もちろんこれはほかの工法と比較した場合の話で、建物として問題があるほど地震に弱い、という意味ではありません。耐震性を高めるさまざまな工夫を採りいれている業者もあり、場合によってはSE構法で建てられた家より地震に強い、というケースも考えられます。じっさい、在来工法で自然素材の魅力を生かしつつ、優れた耐震性能を実現する家づくりを行っている業者もあります。

耐震性能は業者による、というと身も蓋もありませんが、いずれにせよ、技術力のある業者を選ぶことが何より大切です。

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