SE構法のメリット、デメリット  

SE構法のメリットとは

<メリットのまとめ>

  • 耐震性に優れている。
  • 木造建築にも関わらず、空間を大胆に使える。
  • 実現できる耐震性・デザイン性に比べ、コストが低い。

SE構法のSEとは、Engineering For Safetyの略で、安全性を工学的に追求した施工方法、というようなニュアンスです。もともと大きな建築物に適用していたラーメン構法(柱と梁が一体化するように接合する方法)を住宅建築に応用したものであり、高い耐震性と耐久性が期待できます。

SE構法を行えるのは、「SE構法登録施工店」という資格を持つ業者のみに制限されており、施工の信頼性も確か。

また、鉄骨なみの強度を実現できるため、空間を贅沢に取ることができ、デザインの自由度も広がります。例えば、従来木造建築では難しいとされていたフロア全体をぶち抜きで一部屋にする、といったことも可能とされています。

コストパフォーマンスが高いというのも、SE構法のメリットです。在来軸組構法という従来の木造工法より費用は掛かりますが、それでも実現できるデザインの自由度や耐震性などを考えれば、じゅうぶん元は取れるでしょう。

知っておきたいデメリット

<デメリットのまとめ>

  • メリットのある人が選ばないと、コストが嵩むだけになってしまう。
  • 比較的新しい構法のため、数十年単位の経年劣化にかんする厳密な証明がされていない。
  • 比較的新しい構法のため、取り扱い側の提案力にバラつきがある。
  • 化学物質を多く発散する集成材を使うため、シックハウスのリスクが高まる。

SE構法のデメリットは、希望の住宅づくりに適うかどうかをしっかり見極めないと、そのメリットをじゅうぶん生かせない点にあります。

どういう方法で家を建てるか、というのは、予算や建てたい家のデザインに基づいて決定するのが基本です。SE構法は耐震性に優れ、大空間を実現できる画期的な工法ですが、すべてのケースに推奨できるような万能なものではありません。

また、シックハウスのリスクがある、というのも気をつけたいポイントです。こちらに関しては、化学物質がほとんど発散されない、フォースター(F☆☆☆☆と表記される、ホルムアルデヒド等級の最上位規格)の材料を使用してリスクを軽減するなど、対策が取られています。しかしながら必ずしもこうした素材を使用する業者ばかりではありません。

こういったデメリットも踏まえながら、業者と建てたい家のイメージを具体的に詰めたうえで、最適と思われる選択肢を選ぶことが大切です。

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