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中庭があるデザイン住宅

デザイン住宅をつくる上で、人気のデザインが「中庭があるデザイン住宅」です。中庭をつくるメリットは、外部からのプライバシーを確保しつつ、緑感じる癒しの空間を作り出すこと。そこで、中庭があるデザイン住宅の例を紹介します。ぜひ、つくりたい家の参考にしてみてくださいね。

東京に居ながら自然を感じられる広いガーデンルーム

中庭事例
引用元:カジャデザイン(https://kaja-design.com/works/new-build/gardenroom/)

ガーデンルームがあり、庭から見える風景や自然の光や風を感じられる家になっています。リビングは落ち着いた雰囲気のモダンなインテリアで統一されていて、家族のリラックス空間に。吹き抜けにもなっている大きな開口部からは明るい光が降り注ぎます。オーナーはフラワーアレンジメント教室を開講していて、お庭の景色を眺めながらレッスンを受けられるとのこと。住んでいる家族だけでなく訪れるすべての人たちに癒しを与える住まいです。

中庭事例
引用元:カジャデザイン(https://kaja-design.com/works/new-build/gardenroom/)

ガラス張りの広いガーデンルームからは四季折々の風景を眺めることができ、日々の癒しを与えます。庭とウッドデッキ、ガーデンルームがつながっていて、開放感を感じられるでしょう。ガーデンルームは、オーナー夫妻がアメリカのシアトルに住んでいたときの雰囲気を再現していたのだとか。東京に居ながらも、まるでリゾート地にいるように感じられる空間となっています。

アンティークレンガを使用した中庭

中庭事例
引用元:株式会社アーキッシュギャラリー(https://www.archish-g.com/works/theothers/814.html)

緑豊かで閑静な住宅地に建つ、中庭住宅。ボックス形状の外観がシンプルでかっこいい印象を与えてくれます。ヨーロッパ産のアンティークレンガを敷き詰めた中庭にぽつんとある木が癒しの存在。日差しをあび、優しい気持ちにします。キッチンから見えるその光景は、調理しながらでもほっとでき、家全体を明るく照らします。

中庭事例
引用元:株式会社アーキッシュギャラリー(https://www.archish-g.com/works/theothers/814.html)

2階のバルコニーテラスには眺望を切り取った開口を設け、景色を楽しむことができます。バルコニーテラスの壁の一部を切り抜き、そこから見える外部の風景は、まるで一枚の写真のようにも見えます。夏にはバーベキュー、日光浴も可能なスペースで、外部からの視線をシャットアウトしているので気兼ねなく自由に過ごせます。中庭上部にテラスを設け、カフェのような家を実現し、癒しある空間を完成させています。

もみじが優しいグリーンの中庭

中庭事例
引用元:ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社(https://www.hophouse.co.jp/the_hop_house/residence/126/)

中庭のもみじが優しく、グリーンの庭が広がる住まいです。リビングは暖色の淡い色で統一し、温かみのある雰囲気に。窓からの光をバランスよく取り込みます。床にはフローリングの温かみのある木を使用し、心地よい空間を作りあげました。壁にはクリームカラーを配色、リビングから見えるむき出しの木は吹抜けの天井につながっています。

中庭事例
引用元:ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社(https://www.hophouse.co.jp/the_hop_house/residence/126/)

2階に続く階段にはフローリングで使用した木の素材とは別のものをチョイス。階段にも温かみが広がり、部屋全体と調和します。窓から優しい光が入り、快適なリビングルームをつくっています。フローリングの床の木はすべてが同じ素材ではなく、違うカラーのものも織り交ぜることで華やかな印象に。インテリアがなくても輝く空間です。

ロの字型に囲まれた中庭

中庭事例
引用元:テラジマアーキテクツ(https://www.kenchikuka.co.jp/works/rooms/pic/513/)

中庭を置くことで、外部からの視線を気にすることなく住宅空間を楽しむことができます。中庭に大きな木を植え、砂利でしきつめた日本庭園風に。上空からの風を感じ優しく揺れる様子を室内から眺めることが出来ます。中庭の余分なスペースを石のタイルで囲めば、モダンな雰囲気になります。中庭を取り囲む部屋の窓を大きくとり、いつでも見下ろしながら、ほっとできる瞬間を楽しむことができます。

中庭事例
引用元:テラジマアーキテクツ(https://www.kenchikuka.co.jp/works/rooms/pic/513/)

ロの字型に囲まれた中庭からは緑を感じられ、差し込む光が室内を明るく照らします。玄関までのアプローチとしても活躍します。石のタイルの素材と木の素材のバランスをとり、癒しとモダンの融合にした現代風の住まいです。緑をうまく取り入れることで、家のインテリアとしても活用できる中庭。家族の癒しの場所と言えるでしょう。外からの日差しと風を感じ、木が優しく揺らめく姿は、昼でも夜でも格別な存在です。

外部を遮断し癒しの空間を感じさせる住まい

吹き抜けの開放感あるリビング

中庭事例
引用元:ベルクハウス(https://www.berk.co.jp/gallery/45/23920/)

吹き抜け感のあるリビングは開放的で広々。中庭が広がる窓からは人目を気にすることなく、日差しを感じられる空間に。床と壁に使用した天然石トラバーチンからは重厚で高級感ある雰囲気を感じます。天井は、木の素材を使用し、ナチュラルでカラーバランスを考えた配色に調整。中庭からの光と天井の窓からの光が取り込みやすく、リビングを明るく照らします。

中庭事例
引用元:ベルクハウス(https://www.berk.co.jp/gallery/45/23920/)

リビングダイニングからつながるキッチンでは、キッチン横の窓から中庭にいくことができます。ウッド調のデザインのキッチンはかっこよくて現代的。キッチンに備え付けた棚も木の素材を使用し、デザインや色の配色に気をつけています。照明のバランスにも気を配り、優しいカラーバランスを崩すことない雰囲気を生み出しています。

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中庭のあるデザイン住宅の魅力

中庭を作る大きなメリットは、人目を気にせず、外の空気を楽しめるという点です。

例えば日光浴用のスペースを作ったり、子供の遊び場として活用したり、閉じた空間ならではの楽しみ方ができます。砂利を敷いて観葉植物を配置するなどすれば、生活の中に自然を溶け込ませることも可能。

また、窓が多いことから、通気性や採光性といった快適な住空間を実現するために不可欠なポイントも押さえられています。

家を建てる際には、土地や周辺環境など吟味しなければならない項目は少なくありませんが、手間を掛けるだけの価値はじゅうぶんあると言えるでしょう。

知っておきたいデメリット

開放的な雰囲気を演出できる中庭ですが、実はデメリットもあります。

例えば、費用の問題。外壁の角の部分には、それ専用の建材があります。中庭を作ると、その建材の数が増え、費用がかさみます。どのくらい増えるかはケースバイケースですが、たいていの場合、中庭を作る場合と作らない場合とでは費用が異なるということは、知っておくとよいでしょう。

また、日当たりや水はけといった、機能面でのデメリットもあります。採光についてしっかりシミュレーションしたうえで施工してもらわないと、いざ仕上がったときに快適とは言えない空間になってしまう可能性も。水はけについても同様で、事前にある程度の降水量でも水が溜まらないように配慮してもらわないと、思いがけない土砂降りの日に中庭がプールになってしまう、ということが考えられます。

いざ住み始めたときに後悔しないよう、事前に入念なシミュレーションを行ってもらうようにしてください。

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