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アーバンモダンな住まいは、「機能的でありながら、都会的で上質な佇まいを感じさせる」ことがポイント。
ここではアーバンモダンな邸宅の事例を紹介するほか、アーバンモダンな住宅を建てる上でのメリット・デメリットについてもまとめました。
大きな窓から中庭を望むリビングは、ダークな寒色系のカラーでまとめた洗練された雰囲気となっています。
昼は明るい光が差し込みますが、夜は昼間と表情を一変してシックなイメージに。落ち着いた部屋でリラックスして過ごすことができるでしょう。
ダイニングキッチンも、リビングと同じくダークカラーで統一されたスタイリッシュな空間です。
床材には大判タイルを採用。洗練された空間に置かれている一枚板のダイニングテーブルが、雰囲気を温かくしてくれます。
日常から離れ、リラックスした休日を過ごすための別荘として建設されました。
細かなディテールに至るまでこだわったダイニングキッチンは、お客様もおもてなしできるスタイリッシュ空間。
非日常を演出するため、余分なものは目に触れないように配慮されています。
リビングは統一感あるカラーでまとめられた落ち着いた空間。
壁にはスイッチ類をつけず、照明や空調をリモコン操作することで生活感を排除しています。
大きな窓からみえる景色は一面マリーナ。明るい光が差し込み、温もりあるリビングです。
家のデザインのテーマは「黒とガラス」とのこと。黒で統一されたLDKは、まるでプライベートホテルのよう。
アクセントとして、さまざまなところにガラスが配置されています。家に居ながらにして、非日常を楽しむことができるでしょう。
玄関を入ると靴のコレクションがお出迎え。
さまざまなブランドのハイヒールが飾ってあり、まるで美術館にいるような錯覚を起こします。
自分たちの好みを追求し、美意識を貫いた住まいとなっています。
水平線を望む海辺に建てられた住宅です。リビングはモノトーンカラーで統一。
室内にテーブルとイス、ソファーだけを配置することで、シンプルで洗練された雰囲気を演出しています。
高い天井に取り付けられた木製のシーリングファンが、部屋を引き締めます。
玄関もグレーと黒を基調としたエレガントな雰囲気の空間となっています。
無造作に見えるよう計算して積み上げられた石がよいアクセントに。
階段が一段ずつ壁に取り付けられていることで、空間を広く見せています。
このページで紹介するアーバンモダンはもちろん、シンプルモダンやナチュラル、北欧、クラシック、インダストリアル、リゾートなど、デザイン住宅にはさまざまなテイストがあります。
理想の家のイメージが膨らむよう、各テイストの施工事例を見比べられるコンテンツを用意しました。
アーバンとは「都会的な」という意味を持つことばで、モダンには「近代的な」という意味があります。
つまりアーバンモダンとは、ふたつの言葉を合わせた「近代的で都会的なスタイル」ということ。
アーバンモダンスタイルの住宅を建てるメリットを見ていきましょう。
アーバンモダンはオシャレで洗練された雰囲気が特徴なので、シンプルで落ち着いた生活ができます。
あまり物を置かず、クールな印象の部屋が好きな人にぴったり。アーバンモダンな部屋には、アイアンやガラス、レザー、ファブリックなどの素材を使ったインテリアが合うでしょう。
アーバンモダンの高級感が漂う洗練された住宅では、まるで高級ホテルにいるかのような雰囲気を味わうことができるでしょう。
自分の家が高級ホテルのようなんて夢がありますね。ホテルにはそれぞれのカラーを取り入れたモダンな空間も多いですが、アーバンスタイルにしたいならモノトーンや寒色系がおすすめです。
アーバンモダンの住宅にはデメリットもあります。それは、生活感を出せないということです。
生活をしながらも生活感を感じさせないような家にするためには、さまざまな工夫が必要となります。デメリットについて詳しく見ていきましょう。
暮らしていくとどうしても物が増えてしまいますが、それを表に出してしまうとアーバンモダンな雰囲気から離れていってしまいます。
見える収納はせずに、なるべく物を隠す収納を行うようにしましょう。できるなら、ディスプレイとしての飾り物のみが表に出ている状態がベストです。
アーバンモダンは、モノトーンや寒色系で直線的なデザインの家具が合います。逆に言うと、暖色系や曲線デザインが向いていないということ。夫婦で暮らしている間はよいですが、子供が生まれると部屋の雰囲気が一変してしまうこともあります。
アーバンモダンは暗めの色が合うため、狭い敷地だとより狭く窮屈に感じられてしまうかもしれません。
アーバンモダンの住宅を建てるなら、広めの空間が向いています。もし狭い敷地に建てたいのなら、開放感を得るような工夫をするとよいでしょう。